各製品のQ&A

その他コーティングに関するQ&A

その他のコーティング剤とは?

GFシリーズつまり酸化しないコーティング剤シリーズに対して従来から存在するタイプのコーティング剤全般のことを指しています。このHPでは従来品とか普通のコーティング剤とか酸化するコーティング剤と呼ぶ場合もあります。

酸化しないコーティング剤との一番の違いは?

塗装に対しての保護理論が違います。従来品の場合、塗装を覆ったコーティング被膜が酸性雨や煤煙etcという塗装の敵の前に立ちはだかるのですが、これらの酸化攻撃に弱いのでやられてしまいます(酸化してしまいます)。しかし時系列で見ていくと、(微妙ですが)コーティング被膜がやられている(酸化し切ってしまうまでの)間は塗装は無事です。このように塗装の代わりに被膜がやられる…つまり被膜が塗装の犠牲になるということで、従来品の保護理論を誰が呼んだか犠牲膜理論と呼びます。これに対して酸化しないコーティングシリーズの保護理論は酸性雨や煤煙etcを寄せ付けない(酸化しない)ということから完全保護膜理論と呼びます。

犠牲膜理論のコーティングを生かすコツは?

酸化に弱い保護被膜が酸化し切ってしまう前に新しい保護被膜と交代させること、つまり再コーティングを早め早めに繰り返すことです。注意点としては以前のコーティング層はその都度取り除き、死にかけの旧被膜を残さないようにします。この場合の死ぬとは酸化するということで、酸化した旧被膜が塗装の酸化を促進させないように配慮する(除去する)必要があります。とは言うものの実際問題の保護効果はやはりいまいちです。『塗装なんて時を経た分が普通に痛むのは当たり前、やるたびに水はじいて光ってればいいじゃん!』的な割り切りもある程度必要です。

従来品でも数年持続する製品がありますが?

代表的なのが樹脂硬化型コーティング剤です。皆さんの車にも塗ってあるクリアー塗料に近い材質のコーティング剤です。この中に含んだ有効成分(酸化しない成分)によってガラス系・セラミック系・フッ素系…と、いろんなタイプの樹脂硬化型コーティング剤があります。多くは20年以上前からある製品のリバイバルか改良品です。弱点は酸化するという点です。主成分である樹脂部分が酸化してしまうのです。皆さんはどれくらい持つの?ということも関心事のひとつだと思いますが、皆さんの車に塗ってあるクリアー層のペンキ(ある意味樹脂硬化型コーティング剤)をコーティングに置き換えて考えてみてください。後からお店でやってもらったコーティングとして考えるとずいぶん長持ちな製品ということが出来ます。でもやがて酸化により古びた感じになってきます。そうなる前に何か別のコーティングで保護したくなりませんか?塗装であれコーティングであれ、それが痛んで(酸化して)しまえば、車がボロく見えるのは一緒です。自分(コーティング被膜)がボロくなりながら長持ちしても全然意味が無いのです。むしろ後々弊害だらけの危険をはらみます。どうせ酸化する材質のコーティングならば変に長持ちせず、除去も簡単なものの方が良いのです。

2024年 3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
2024年 4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

…休業日