カーシャンプーの話

プロショップ向けのアドバイスなので一般の方は、逆の立場で考えると非常に参考になると思います。

車は間違ったカーシャンプーで洗うと汚れやすくなる

カーシャンプーに限らず、日本で販売されている洗剤はほとんど全部ニュルニュルでネトネトしています。このニュルニュルは、洗う時にその方が洗いやすい感じと、ネトネトしている方が濃くて得な感じ...をユーザーに与えるための工夫(日本独特の常識)です。ニュルニュル具合やネトネト具合は、洗剤の濃さや洗浄力とは全然関係無く、増粘剤(糊)がどれだけいっぱい入っているか...ということです。実はこの増粘剤がくせ者で、ベタベタへばり付くため、いくら水で流しても完全に洗い流すことは不可能なのです。(何時までも泡が出るのは、増粘剤のせいで洗剤の成分が一緒に残っていて、その内の発泡剤によるものです。)この増粘剤は汚れを吸収してしまうため、これが残留すると、ボディ表面は確実に汚れやすくなってしまいます。

ポリマー加工にて照らし合わせて考えてみよう

例えば、出来上がったポリマー加工が70点(点数は適当です)の実力を持っていたとします。そして『なるべくマメに洗って下さい』というアドバイスをしたとします。するといざ洗車の時に、多くの人はカーショップなどで買ったカーシャンプーを使用することが予想されます。そしてある日汚れてしまいます。この時『俺がシャンプーで洗ったせいで汚れちゃった。』と思う人は一人もいません。
『あそこのポリマーも大したこと無いなあ。』という方向で考えるはずです。つまり、こっちのせいじゃない部分で、本当は70点だったのが45点(適当)ぐらいに思われちゃって非常に損なのです。
したがって、市販のカーシャンプーを使わせないように工夫するだけで、ポリマー本来の70点の実力で勝負出来るようになる...ということです。(絶対水以外で洗うな...等)

特定のポリマー車専用シャンプーの正体

全部をダメだとは言いませんが、多くは普通のカーシャンプーです。もし、既にこの手のシャンプーをお使いの場合、次の点をチェックしてみて下さい。方法は簡単です。自分から見て普通のカーシャンプーと違う感じがするか?という点です。同じ様な感じがすると思ったら、それは普通のカーシャンプーです。弱い感じがすると思ったら、それは薄めた普通のカーシャンプーです(薄まっている方がマシという考え方)。中には水垢シャンプーなどと言って、内装クリーニング用のアンモニア洗剤を販売している業者もありますのでご注意下さい。もちろんこういったシャンプーをお客さんにお渡しすることも、自ら70点を45点にしてしまう行為であることは言うまでもありません。

おちゃのこシャンプーの目的は2つ

第一はディフェンス(消極的メリット)。おちゃのこシャンプーをお渡しすることによって、普通のカーシャンプーを使われないで済む..ということ。これでまず70点を確保します。 第二はオフェンス(積極的メリット)。おちゃのこシャンプーを使うことでポリマーの実力(点数)を高く感じて頂きます。つまり『本当は汚れちゃってたとしても、(おちゃのこシャンプーだと)洗った時に落ちるので汚れていなかったことになる』『フッ素コポリマーの働きで、洗ったおかげで汚れにくくなる』『一時的な防キズ被膜を形成するので、キズの少ない洗車が可能』というおちゃのこシャンプーの効能によって70点を90点(適当)に感じてもらう...ということです。
すなわち、ポリマー屋さん側から見ると、普通のカーシャンプーは使われちゃうと損。おちゃのこシャンプーは使ってもらった方が得。という結論になります。

おちゃのこシャンプーは安い

おちゃのこシャンプーは、仮に月間30人に渡したとしても、ボトル代を含んで8,700円強のコスト(18Lを仕入れて自分で小分けした場合)です。たったこれだけの出費で20点アップの攻勢をかけれるのです。リピートの可能性・期待を考えたら安いと思いませんか?おかげの部分で仮に1台のリピートを取れれば、軽く黒字になるわけです。ちなみに普通のカーシャンプーは点数を下げてしまうのでタダでも高いということです。(でも実際はタダじゃないですから、30本だと6,000円位の出費になり、ほんの2,700円しか差はありません) サービスシャンプーとして『おちゃのこシャンプー』は最適です。

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