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A-2/ボディコーティング剤の研究
このコーナーではパワーGFシリーズの原点『太陽ポリマー』を主語にして説明していますがストロンガーAやクリスタル5、はたまたプロ用のピンクダイヤモンド・パワーGFゴールドラベルも基本は共通です。お好みの製品に置き換えてお読み下さい。
酸化しないコーティング剤をさがす
もし、酸化しないコーティング剤で愛車をおおっているとしたら、どんな効果があるでしょう。
- 塗装表面は酸化劣化しないので常につるつるで、洗車が楽、水分のふき取りも楽。
- 酸性雨による陥没ウォータースポット(クレーター)はほぼ出来ない。
- 鉄粉が食い込まない。(ペタッという付着はするがグサッという付着はしない)
- 鳥糞による溶けて陥没したり、ひび割れなど大被害を被りにくい。(超薄膜のため遮断率が100%にならないので、ほぼとか、〜にくいという表現になります)
- チリ・ホコリや色々な汚染物質が塗装面と酸化融合しないので、水洗いで落ちない汚れがほとんど付かない。(シャンプーなどの洗浄剤やこする行為は必要)
- 表面が劣化しないのでザラつかないことと、色々な物質が酸化共鳴(一体化)しないことのおかげで、表面の平滑さが維持されるため、表面張力を失いにくく、撥水性や排水性(水のはじき具合の特性は液剤ごとに元々違うけど)が非常に長持ちする。(洗車後に乾拭きして、今洗車で付けた水垢を除去し、コーティング表面を露出させておく必要あり)
- 洗車前に水の力だけでキズの原因を流す時に流れてくれる率が高くなるため、キズの原因が少ない状態で洗車することになり、洗車キズが少なくて済む。(前回洗車時に乾拭きをしてコーティング表面を露出させておく必要あり)
※上記は酸化しないコーティング剤で施工した場合の例ですが、実際には超薄膜であるため遮断率が100%ではありません。つまり防御力が100%にはならない点が弱点?です。ただし、実際に自然環境の中でありそうな範囲の酸化攻撃にだったら酸化しないコーティング被膜としての画期的効果を十分体感できる製品がラインナップされています。弊社のプロ用品『パワーGFゴールド』『ピンクダイヤモンド』かこのコーナーで取り上げた『太陽ポリマー』『クリスタル5』『GFストロンガー』です。これらパワーGF系コーティング剤は(完全無欠ではありませんが、)上記の例なら大体OKでしょう。(あとはキズの付きにくさがプラスされればほぼ完璧に近いですね←キズのこともちゃんと考えてますヨ!!)
酸化するコーティング剤では酸化を防げない
保護剤という言葉があります。でも、ほとんどの方は保護効果を実感できるほどの保護剤にめぐり会ったことがないと思いますので、一応ワックス分や油脂類を含む○○WAXや石油系溶剤を含む△△コート剤を保護剤として認識していたのではないでしょうか。
しかし、これらに含まれるワックス・油脂類・樹脂類・石油系溶剤はすべて酸化する(しやすい)物質です。酸化しやすい物質で出来ている製品は当然酸化しやすいという特性を持っています。
今まではこういったもので塗装をおおい、塗装を保護しようとする犠牲膜理論という考え方が普通でした(そういうものしか無かったのだから仕方ありません)。
つまり、コーティング被膜が酸性雨や色々な有害物質の前に立ちはだかり、塗装の代わりにやられてくれるという考え方です。少なくともコーティング被膜がやられてしまう(酸化してしまう)までの間は、一応塗装面 が直接攻撃にさらされることは、理論上防げそうな気もするのですが、実際には2006年現在上記のことは一つも実現しませんし、鉄粉・鳥糞などに対しては無抵抗状態、クレーターなどはかえって出来やすくなるほどだと思えるのですが、皆さんの目からはどう見えているのでしょう?
したがって、これらのものは一時的な光沢剤・撥水剤か汚れ落とし剤くらいに考えておいた方が、間違いは少ないと思います。
キズの付きにくいコーティング剤をさがす
皆さんはどうして洗車したり、拭いたりすると愛車のボディーにキズが付くのか考えたことがありますか?
例外を省き、塗装面はタオルやスポンジより高い硬度を持っています。
つまり、こういったもので塗装面にキズが入ることはあまり多くはありません。
実はキズの原因はタオルやスポンジと塗装面 との間に塗装より硬い異物が挟まっていた場合が多いのです。
例えば、このコーナーで取り上げている『太陽ポリマー』等の場合9Hですから、9H以上のチリやホコリでこすった時にキズが入ってしまいます。
通常の塗装面や、コーティング面は、硬い部類でも2Hくらいですから、2H以上のチリやホコリでこすった場合にキズが入ってしまいます。
これを別の角度から見ると、2Hぐらいの塗装面やコーティング面は、2H以上の分が全部キズになってしまうのに対して、『太陽ポリマー』だと9H以上の分しかキズが入らないということになります。
この確率の差が『太陽ポリマー』でいうところの『キズが付きにくい』という言葉の意味です。
具体的にどれくらいの違いかというと、『太陽ポリマー』でコーティングした車の1年後のキズの総量は、2Hぐらいのコーティング面の1〜2ヶ月後の状態と同じくらいと考えれば分かりやすいと思います。
もちろん、キズの深さまで考えればもっと差があります。
そして、最も大きな決定的違いは、通常のコーティングの場合、先ほどのキズは塗装面 に直接入ってしまうのに対し、『太陽ポリマー』の場合、例外(突き破られた場合)を除き塗装面 は無キズで、先ほどのキズはすべて保護被膜上に薄っすら付いているだけ・・・という点です。
塗装についているキズは修復するのに塗装を研磨しなくてはなりませんが、被膜上のキズは処理が簡単です。弊社の鏡面仕上げ用研磨剤(クイックやキズ埋め@)で被膜表面を少し手磨きして、キズのささくれを取ってから『太陽ポリマー』等を塗ると、前の被膜成分と新しい(今塗った)成分が同化して、キズを消すことが可能です。
結論
『太陽ポリマーは酸化から塗装を守れる』
『太陽ポリマーはキズからも塗装を守れる』
『したがってコーティング剤は太陽ポリマーに決定』
コーティング第3世代(性能が良くて弊害が無いタイプ)のパワーGFシリーズにはマイナス要素(塗ったおかげで車が痛んだり、痛みやすくなったり、割れ・剥がれなどで美観を損ねたり、再塗装が困難になったりする要素)がないため、プラス要素の話ばかりしましたが、こういった経験のある人から見ればマイナス要素・弊害の無いという点がパワーGFシリーズの最大の良いところかもしれません。
最近は剥がれ・割れなどの弊害のある第1世代(性能は良いのだが弊害のあるタイプ)のコーティング剤がリバイバルしていますので、注意が必要です。ちなみにこのHPで従来品として取り上げているのは主として20年ぐらい前から最近まで主流だった、多くは乳液状の第2世代コーティング剤(性能は大したこと無いけど大きな弊害が無いタイプ)です。もちろん第一世代も従来品です。
次のコーナーでは『太陽ポリマー』についてもう少し勉強して、酸化とキズの通(つう)になりましょう。
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