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A-4/太陽ポリマーのやり方/下地調整
このコーナーではパワーGFシリーズの原点『太陽ポリマー』を主語にして説明していますがストロンガーAやクリスタル5、はたまたプロ用のピンクダイヤモンド・パワーGFゴールドラベルも基本は共通です。お好みの製品に置き換えてお読み下さい。
せっかく保存能力の高い太陽ポリマーをやるのですから、最初の状態(保存する元の状態)を綺麗にしておくほど価値が高まります。→新車がベスト!!
新車を何時までも新車のままというのが理想ですが、ここでは比較的程度の良い車の下地処理を中心にお話しましょう。
まずは下地処理剤に使う『洗車職人』とはどんなものなのか覚えておきましょう。
『洗車職人』
『洗車職人』は塗装面に塗って水洗することで、汚れの分解除去・塗装面の改質・PH調整を一度に行う太陽ポリマー専用の展着剤(くっ付きを良くする薬)です。 作業後の塗装面は、いっさい酸化した物質(酸化被膜)が存在せず、同時にコポリマー成分がスタンバイしており、この後コーティングを施すばかりのベスト状態になっています。殆どすべてのコーティング剤にベストですが、特に太陽ポリマーのコーティングにおいて一番意味があります。(せっかく酸化しない液剤を塗るわけだから、すでに酸化したものが無い所に塗らないともったいない。)
特長
ディーゼル車の発する黒色粒子(SPM)を含め、汚れを分解除去。 塗装面を平滑な状態に改質し、酸化した物質(酸化被膜)の無い、これからコーティングするのにベストの下地を作る ガラス&フッ素コポリマーを配合し、優れた展着剤として作用する。 メンテナンス剤としての資質も最高レベル。
メンテナンス剤として
ガラス&フッ素被膜のコポリマーを配合し、塗装面の平滑化(補修)を行うばかりでなく、汚れも落とし、酸化被膜まで除去しますので、これまでの酸化するポリマー加工(被膜の酸化部分のみを除去できる)のメンテナンス剤としての条件も最高です。
つまり太陽ポリマーのくっ付きを強靭なものにする展着剤としての働きと、塗装面に付いている酸化被膜を除去する働きが『洗車職人』の仕事です。
元の状態にもよりますが酸化被膜が除去されると本来の塗装面が復活しますから、ビックリするほど綺麗になったと思う方もいるのではないでしょうか。
最初の一歩
とりあえず、水をかけて、砂や、泥、チリ、ホコリなどを除去し、洗車の下準備(キズをなるべく付けないため)をします。環境の許す限りたっぷり水を使いましょう。 そういったこと自体洗車の一部なのかもしれませんが、ここでは『下地処理としての洗車』を行いますので、下地処理の下準備といったところでしょうか。
『洗車職人』を使う
下準備を終えた車の濡れた塗装面に引き続き『洗車職人』で下地処理を行います。 次の作業手順を見れば誰でも簡単にできると思いますが、注意点を一つあげるとすれば『液剤を乾かさない』と言う点が大事です。
作業手順
- 新車・下地研磨処理を終えた車・研磨をするほどでないが薄っすら汚れた車などに使用します。作業前に車は少し濡れていた方が乾かないのでベストです。
- 使用前に振って液剤を均一にしてから、スプレー・スポンジの併用で、必ずトランク1枚・ボンネット1枚というように部分部分に分けて車に付けて下さい。(スポンジで軽く塗り広げる感じ→汚れている場合は軽くこすって下さい)
- 乾かない内に水洗して洗浄成分と分解した汚れを素早く洗い流します。(乾いてしまわないうちに良く洗い流す…というのが下地処理の中で最重要ポイントです。)
- このような要領でパートパートに分けて作業しながら全体を終わらせます。(部分毎にシャンプーでなで洗い(あまりゴシゴシではない感じ)しているのと同じですね。)
- 水分は柔らかい乾布で丁寧に拭き上げます。 これら作業は必ず塗装面が高温でないのを確かめた上で、日陰でやりましょう。
下地処理後の状態が、この後『太陽ポリマー』で保存するための元の状態になるわけです。
もし今一つ綺麗さが足りない感じがする時は、もしかしたら酸化被膜が多すぎて、取りきれなかったということも考えられますので、もう1回繰り返してみましょう。
大体『よし!!』となったら引き続き太陽ポリマーでのコーティング作業に移りましょう。 この『よし!!』という状態は自分成りでOKです。自分の車を見る目の厳しさは、非常に幅があるため、自分成りとしか言いようのない部分です。
注意点
著しく劣化した塗装をやる場合は、洗車職人だけで復元しようとすると、変わりばえが激しすぎて、キレイさの具合をそろえるのが結構むずかしいことがあります。ムラっぽくなったり、シミっぽくなったりの可能性も有り得るということです。(←市販のクリーナーや研磨剤入りワックス、研磨剤そのもので比較的簡単にキレイに直ります。)
ほとんどの車は何でも有りませんが、日頃シャンプーや液体ケミカルでシミになりがちな車の方は、十分ご注意下さい。
万一、ありゃりゃ状態になってしまった場合は、『太陽ポリマーを塗れば何とかなるだろう』と考えて、太陽ポリマーを塗ってしまわないで下さい。太陽ポリマーは今の状態を取っておくためのコーティングですから、ありゃりゃ状態のまま取っておこうとしてはいけません。上にも書いてあるように、自分成りに『よし!!』となってから行なわなくてはいけません。
どうすれば良いか
万一、まあまあの車セットでやろうとして、中途半端な状態になってしまった場合は、太陽ポリマーを塗ってしまわずに、少し痛んだ車用セットに入っている『キズ埋め』を単品購入して、塗装をもっとハイレベルな状態に復元してから、太陽ポリマーを塗布して下さい。
使用者の声のページ中にきわどい記述も見られますので、『太陽ポリマーは何のためにやるのか?→太陽ポリマーは今の状態を取っておくためにやる』…ということを良くご理解して頂こうということで注意点を付け足しました。ちなみに閉じ込めちゃった場合も、上記キズ埋めやクイックで対処できます。でも、閉じ込める前の方が処理が簡単です。
●必要資材●
車の痛み具合によって3段階に分けて考えています。
- 新車や洗車をしたりワックスをかけたりした時に綺麗になる車だったらショッピングコーナーで『新車のまんまに挑戦セット』や『新まあまあの車用セット』を購入すれば大丈夫です。
- ワックスをかけても今一つという感じの車はショッピングコーナーで『少し痛んだ車用セット』を購入してみて下さい。
- 良く磨く必要がありそうな車は『磨き』のコーナーが開設するまで待ってて下さい。
現段階(磨きコーナー開設前)で、愛車をなるべくベストな状態にしてから太陽ポリマーで保存してみたい方は、『手作業で出来る範囲のコーティングフルコース』をご覧下さい。
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